[ロンドン/フランクフルト 7日 ロイター] - 関係筋によると、米農業関連・種子開発大手モンサント<MON.N>は、スイス農業バイオ大手シンジェンタの買収を検討しており、米モルガン・スタンレー<MS.N>とアドバイザー契約をした。

また、シンジェンタも、モンサントへの身売りのプラス効果を査定するため、ゴールドマン・サックス<GS.N>と契約しているという。両社が合併すれば、売上高が310億ドルと業界の巨大企業が誕生する。

関係筋によると、モンサントは、シンジェンタ買収でスイスに拠点を置くことで、節税効果が期待できると考えている。

ただ、米財務省が、そうした節税目的で拠点を他国に移転させるタックス・インバージョンの取り締まりを強化していることから、モンサントはシンジェンタを現金で買収する必要があるほか、スイスに拠点を置くことは不可能かもしれない、と関係筋は指摘している。

別の関係筋によると、買収額は最大400億ドルに達する可能性があり、モンサントは資金調達に苦慮する可能性がある。そのため、シンジェンタに買収提案を行う前に、同社の米種子事業をまず取得するため、パートナーをみつける必要があるかもしれない。

モンサント、シンジェンタ、ゴールドマン、および、モルガン・スタンレーはコメントを拒否している。

シンジェンタに対しては、ドイツの化学大手BASFや、米化学最大手のダウ・ケミカル<DOW.N>が買収を提案する可能性があるという。

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