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米カンザスシティー連銀総裁、金利の現行水準維持に支持表明
2019年08月23日(金)02時00分
[22日 ロイター] - 米カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁は22日、連邦準備理事会(FRB)が米中貿易摩擦による影響を見極める間、政策金利を現行水準に維持することに前向きとの考えを示した。
ジョージ総裁はブルームバーグTVとのインタビューで「現在、金利はほぼ均衡水準にある。状況が弱含む、もしくは金利の変更が必要とみなされる上振れリスクが台頭しない限り、金利を現行水準に維持することに前向きだ」と語った。
労働情勢については引き続き堅調で、賃金の上昇も確認していると述べた。また、経済は今後も拡大する見通しで、消費者信頼感も引き続き力強いとの見解を示した。
CNBCに対しては、FRBが7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で決定した利下げは「必要ではなかった」との認識を改めて示した。7月のFOMCで、ジョージ総裁は金利据え置きを主張し、利下げに反対票を投じた。
また、貿易摩擦を巡る不透明性がどのように解消されるのかを見極めることは困難とした。
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