[ワシントン 21日 ロイター] - トランプ政権の2人の高官は21日、米大統領は、ロシアとの協力分野を見つけることができない理由を説明するために、ロシア外相との会談でコミー前米連邦捜査局(FBI)長官の解任を取りあげたと説明した。
マクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)はABCテレビ番組で「会話の要旨は、この件があまりにもニュースになっており、そのため大統領は、ロシアと協力分野を共にみつけるという点で身動きができないと感じているということだ」と語った。
ティラーソン国務長官はFOXニュースとのインタビューで、大統領は、こうした国内の問題に邪魔されることはないということをロシア側に伝えようとした、と説明した。
マクマスター氏とティラーソン氏はともに、5月10日のトランプ大統領とロシアのラブロフ外相の会談に出席している。
ニューヨーク・タイムズ紙は、トランプ大統領がホワイトハウスでラブロフ外相とロシアのキスリャク駐米大使に対し、コミー氏の解任によってロシアによる米大統領選関与疑惑を巡る捜査に絡む「大きな圧力」が軽減されたと語っていたと報じた。
一方、インタファクス通信によると、ロシアのラブロフ外相は20日、コミー前FBI長官の解任についてトランプ大統領と一切話はしていないと述べた。
マクマスター氏とティラーソン氏は、トランプ氏の発言は誤解されていると述べた。