[エルクハート(米インディアナ州) 1日 ロイター] - オバマ米大統領は1日、中西部インディアナ州エルクハートで演説し、金融規制の緩和を訴えている実業家ドナルド・トランプ氏を批判した。トランプ氏は今年の大統領選で、共和党の候補指名を確実にしている。
オバマ大統領はトランプ氏を名指しこそしなかったが、米金融規制改革法の大部分の撤廃を主張するなどのトランプ氏の政策提言を一蹴。
大統領は「金融規制の弱体化を提案するとは、常軌を逸した行為だ。8年前に起きたことを忘れたのか」とし「米経済を崩壊させた原因を繰り返すような候補に投票するのは、意味がない」などと強調した。
インディアナ州エルクハートは、オバマ大統領が2009年の就任直後に訪れた場所。エルクハートは当時、失業率が19.6%に達していたが、現在では4%前後と大幅に改善している。大統領は今回の訪問で自らの経済政策の正当性を強調し、共和党をけん制する狙いがある。