[16日 ロイター] - <為替> 円がドルに対して下落した。浅川雅嗣財務官が日本経済新聞に、為替急変なら状況次第で介入する姿勢を示唆したことや、原油価格が上昇してリスク選好が高まり、安全資産とされる円が売られた。

<ロンドン株式市場> 続伸して取引を終えた。金属価格の上昇に伴って鉱業株が買われ、全体水準を押し上げた。

16日はドルの値下がりや、中国の不動産部門の状況改善を示す指標が金属価格の上昇につながった。その他の中国の経済指標のいくつかは弱く、産業用金属の需要に対する懸念をもたらしたが、これを相殺した。FT350種鉱業株指数は約2%上昇した。

<欧州株式市場>  小幅反落で取引を終えた。取引時間の序盤は弱含んだが、鉱業株の値上がりが他の部門の弱さを打ち消し、終盤にかけて持ち直した。コスト削減計画が好感されたイタリア通信大手テレコム・イタリアも大きく値上がりした。

金属価格の上昇に伴い鉱業株が買われた。英資源大手アングロ・アメリカンはバンク・オブ・アメリカ・メリルリンチによる投資判断の引き上げが追い風となり株価が5.4%上昇した。

<ユーロ圏債券> アイルランド10年債利回りが約5週間ぶりに0.80%の水準を割り込んだ。ムーディーズ・インベスターズ・サービスが同国の格付けを「Baa3」から「A3」に1段階引き上げたことが追い風となった。

キャンター・フィッツジェラルドのストラテジスト、ライアン・マクグラス氏は「ムーディーズの格上げにより、アイルランド国債の買い手の裾野が広がる可能性がある。とりわけアジアなどの一部投資家は、大手格付け3社から「A」レベル以上の格付けを必要としている」と述べた。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。