[ニューヨーク 19日 ロイター] - 米国株式市場は小反落。ヘルスケア銘柄が売られ、インテル<INTC.O>などのハイテク株の上昇を打ち消した。
利益予想を下方修正した医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループ<UNH.N>は5.6%。同業のアンセム<ANTM.N>とエトナ<AET.N>はいずれも6%超売られた。
製薬大手ファイザー<PFE.N>は3.1%安。アイルランドの同業アラガン<AGN.N>の買収に向けた交渉を進めており、本社のアイルランド移転が最終段階と報じられたことが材料視された。アラガンは2.8%下落した。
年間配当を引き上げた半導体インテル<INTC.O>は3.4%高。アップル<AAPL.O>は1.3%値上がりした。
この日、新規株式公開(IPO)したモバイル決済サービスのスクウェア<SQ.N>は45.2%急騰。オンラインデートアプリのティンダーを傘下に持つマッチ・グループ<MTCH.O>も上場初日に22.8%の大幅高となった。
この日の経済指標では、週間の失業保険申請件数が前週比で減少。来月の連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、労働市場が活気づいているという米連邦準備理事会(FRB)の見方を支持する結果となった。
レノックス・ウェルス・アドバイザーズのデービッド・カーター最高投資責任者(CIO)は、投資家はますます2016年の利上げペースについて熟慮するようになっていると指摘。その上で「FRBは12月に利上げすると思うが、その後の利上げについてどんな期待を抱かせるかが、より重要だ。次の利上げは緩やかで慎重に行うとの期待感を持たせた場合、株式相場はしばらくの間、上昇できると思う」と話した。
ダウ工業株30種<.DJI>は4.41ドル(0.02%)安の1万7732.75ドル。
ナスダック総合指数<.IXIC>は1.56ポイント(0.03%)安の5073.64。
S&P総合500種<.SPX>は2.34ポイント(0.11%)安の2081.24。
騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が上げ1585で下げ1478、ナスダックは下げ1553で上げ1250だった。
トムソン・ロイターのデータによると、米取引所の合計出来高は約65億株で、過去20営業日平均の73億株を下回った。(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 17732.75(‐4.41)
前営業日終値 17737.16(+247.66)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 5073.64(‐1.56)
前営業日終値 5075.20(+89.18)
S&P総合500種<.SPX>
終値 2081.24(‐2.34)
前営業日終値 2083.58(+33.14)