[16日 ロイター] - 米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイは、第3・四半期にゴールドマン・サックスへの投資を13%削減した。
米証券取引委員会(SEC)に提出した証券保有状況に関する四半期報告書で明らかにした。
9月末時点のゴールドマン保有株は1096万株(19億ドル相当)で、3カ月前の1263万株(26億4000万ドル相当)から減少した。
ゴールドマンはリーマン・ブラザーズが破綻して1週間後、バフェット氏に支援を要請。バークシャーは50億ドルの優先株や1株115ドルで株式を購入する50億ドルのワラントを取得した。
その後、ゴールドマンの業績回復に伴い、バフェット氏は利益を得たが、今回、金融危機時に踏み切り成功を収めた大型投資を縮小したことになる。
バフェット氏はCNBCに対し、ゴールドマンのほか、長期保有のウォルマート・ストアーズ株式を減らしたことを明らかにした。飛行機部品メーカーのプレシジョン・キャストパーツの買収資金を手当てするためとしている。仏パリ同時多発攻撃後も、株式は売却していないとも述べた。
提出資料によると、バークシャー最大の株式投資先は米銀大手ウェルズ・ファーゴの241億ドル相当で変わらず。その後を食品大手クラフト・ハインツが230億ドルで続いた。
この他、バークシャーはケーブルテレビの米チャーター・コミュニケーションズ、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)株を買い増した。