[ベレク(トルコ) 16日 ロイター] - 英国のキャメロン首相は16日、過激派組織「イスラム国」のシリア領内の拠点への空爆を行いたい意向だが、議会の採決で支持を得るには、さらに多くの議員を説得する必要があると述べた。
首相はBBCラジオに対し、「私は(空爆を)行うのが妥当だと常に言ってきた。イスラム国はイラクとシリアの国境を意識しておらず、われわれも線引きすべきではない。ただし議論を構築する必要がある。私はこれを議会に持ち込み、より多くの議員を説得しなければならない」と語った。
さらに「議会の支持が明確になるまで採決は行わない。失敗すれば不利な立場となるからだ。政権が不利になるという問題ではなく、わが国や世界におけるわが国の評判を傷つけないためだ」と述べた。
英国はイラクでの空爆に参加しているが、シリア空爆については2013年の議会の採決で反対票が上回った。
しかし、英国の国益が脅かされる場合には、即座に直接行動に出ると述べ、8月に無人機による攻撃で英国人の過激派戦闘員を殺害したことを例に挙げた。