[東京 10日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル高/円安の123.20/22円の気配だった。シンガポール市場が休場で短期筋の参加が少なく、総じて動意に乏しかった。安く始まった日経平均株価が値を戻した局面では、ドル/円もややじり高となった。
午後に日経平均株価が下げ幅を縮めプラス圏に浮上する中で、ドル/円もじり高気味で推移した。ただ、シンガポール市場の休場もあって、朝方から総じて動意薄の展開が続いた。東京市場での値幅は123.03─123.26円の23銭だった。
午前の取引では、9月の国際収支統計を挟んでドルは一時123.03円まで弱含んだ。米国株や日経平均が下落し、リスクオンの巻き戻しがみられるなか、インターバンクでは「ドルの戻り売り」のスタンスを決め込む参加者もみられた。
ただ、仲値公示にかけては切り返し、一時123.26円に上昇。「ドル一段高を見込む輸出勢は、焦って売る気は全くなさそう。輸入勢は、足元のドル高が一過性と見る向きもあり、ドル買い意欲が盛り上がらない」(金融機関)という。
底堅さが意識された一方、買い上がる材料にも乏しかった。雇用統計で大幅高となったことを受け「久々にレンジを上抜けてきたので、目線を慣らすための良い機会といえる」(国内金融機関)との声が出ていた。
中国国家統計局が10日発表した10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比1.3%上昇となり、9月の1.6%上昇から鈍化した。ロイターが集計したエコノミスト予想の1.5%上昇にも届かなかった。生産者物価指数(PPI)は前年同月比5.9%低下と、44カ月連続で低下した。低下幅は9月と同水準だった。
ドル/円は、目立った反応を示さなかったが、発表後はじり安となった。
日本の財務省が発表した国際収支統計によると、経常収支は、「第一次所得収支」が黒字幅を縮小し「貿易・サービス収支」が黒字転換したことから、2014年7月以降15カ月連続の黒字となった。
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後3時現在 123.20/22 1.0744/48 132.38/42
午前9時現在 123.04/06 1.0758/62 132.38/42
NY午後5時 123.10/15 1.0748/54 132.40/44