[デトロイト 27日 ロイター] - 米自動車大手フォード・モーター<F.N>が27日発表した第3・四半期決算は、北米の好業績が追い風となり、利益が大幅に拡大した。だが税負担の増加が響き、市場予想には届かなかった。

純利益は前年同期の11億ドルから19億ドルに増加。一時項目を除く税引き後の1株利益は0.45ドルで、市場予想を0.01ドル下回った。税金がアナリストの予想以上だったためとしている。

決算発表を受け、フォードの株価は5%下落して取引を終えた。

フォードは通年の税引き前利益見通しを85億━95億ドルで据え置くとともに、北米事業の利益率は8.5━9.5%としている従来予想の上限になるとの見方を示した。

1─9月の北米事業の利益率は9.9%だった。

フォード幹部は、11─12月に実施する販促キャンペーンにより、第4・四半期の北米の利益率が低下する可能性があるとの見方を示した。

第3・四半期の北米事業の税引き前利益は27億ドル。大型ピックアップトラックの「Fシリーズ」の販売が伸び、利益率を11.3%に押し上げた。

会社全体の税引き前利益も27億ドルだった。

自動車関連の売上高358億ドルのうち、北米は66%を占めた。

北米以外の事業は、税引き前で3億4000万ドルの損失。ただ欧州、南米事業の損失は縮小しているとしている。

ボブ・シャンクス最高財務責任者(CFO)は中国に関して引き続き楽観しているとし、第4・四半期のアジア・太平洋事業は過去最高となる勢いだと話した。

中国の通年の自動車販売は横ばいの2400万台と見通した。

売上高は381億ドル。ドル高の逆風にもかかわらず、前年から32億ドル増えた。

*内容を追加しました。

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