[16日 ロイター] - 米ゼネラル・エレクトリック(GE)<GE.N>が発表した第3・四半期決算は、市場予想を上回る利益を計上した。石油・ガス事業が低迷したが、ジェットエンジン、タービン事業が好調だった。
産業部門は、為替変動・買収の影響を除くベースで4%の増収。GEは産業部門の通年1株利益見通しを1.13━1.20ドルで据え置いた。
受注は石油関連の低迷で26%減少した。だがエドワード・ジョーンズのアナリスト、ジェフ・ウィンド氏は、昨年は複数の大型受注があったため、ベース効果で落ち込みが増幅されたと指摘する。
GE全体の純利益は25億1000万ドル(1株利益0.25ドル)。前年同期の35億4000万ドル(同0.35ドル)から29%減少した。
特別項目を除く1株利益は0.29ドル。トムソン・ロイター・エスティメーツのアナリスト予想を0.03ドル上回った。
売上高は1.3%減の316億8000万ドル。原油安を背景に、石油・ガス企業向けの機器・サービス販売事業が16%の減収となった。
航空事業の売上高は5%増。電力・水処理事業の売上高は1%増。
GEは北米消費者金融部門シンクロニー・ファイナンシャル<SYF.N>のスピンオフ(分離・独立)完了に伴い、11月半ばまでに発行済み浮動株の最大7%を消却する方針を示した。
シンクロニー分離を含め、GEが進めている金融部門の縮小を通じ、株主には今年、現金およそ300億ドルを還元する見込みとしている。
米国株式市場で、GE株は2.5%高の28.73ドルと、ダウ構成銘柄で上昇率トップとなっている。
*内容を追加して再送しました。