[ワシントン 26日 ロイター] - 米空軍は26日、宇宙分野のベンチャー企業スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)に対し、米軍事偵察衛星の打ち上げを行う資格を認めた。これまで軍事偵察衛星の打ち上げは、米ロッキード・マーチン<LMT.N>とボーイング<BA.N>の合弁会社ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)が、2006年の設立以来ひとえに請け負ってきた。
今回の決定は、空軍とスペースXの間での2年におよぶ協議、検討や法的な争いの末に下され、スペースXは同社の「ファルコン9」ロケットで軍事偵察衛星の打ち上げ競争入札に参加できることを意味する。
ジェームス空軍長官は声明で「スペースXが商業的な衛星打ち上げのプロバイダーとして登場したことで、ほぼ10年ぶりに打ち上げサービスの分野に競争機会がもたらされる」とした上で、スペースXの代替打ち上げ機への投資は、コスト削減に寄与し、米軍の強靭性を高めるのに役立つと述べた。
スペースXのUALとの最初の競争機会は、空軍がロッキード製の追加全地球測位システム(GPS)衛星の打ち上げを予定している6月となる。