[16日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックス<GS.N>が16日発表した第1・四半期決算は、41%の増益となった。スイス中銀が対ユーロで設定していたフラン相場の上限を1月に撤廃した際、取引量が急増したことが追い風となった。

普通株主帰属の純利益は27億5000万ドル(1株当たり5.94ドル)と、前年同期の19億5000万ドル(同4.02ドル)から急増した。2010年第1・四半期以来の高水準となった。

トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめた1株利益のアナリスト予想は4.26ドル。

債券・為替・商品のトレーディング収入は10%増の31億3000万ドルとなった。

純収入は総額で14%増の106億2000万ドル。うち債券・為替・商品のトレーディング収入が約3割を占めた。

投資銀行部門の収入は7.1%増の19億1000万ドルと、2007年以来の高水準だった。

新しい資本規制や顧客活動の落ち込みを受け他社が撤退したトレーディング分野に残ることで、市場シェアの獲得が可能になると、ロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)は指摘。一部の競合他社と比べ、債券や商品に注力しており、こうした戦略が奏功した形だ。

16日寄り付き前の米国株式市場で、同社の株価は約0.5%高の201ドル。

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