英警察に逮捕されていたチャールズ国王の弟であるアンドルー元王子(66)が19日夕⁠方、釈放された。アンドルー氏は、性的人身売買の罪で起訴され、その後死亡した米富豪ジェフリー・エプスタイン氏を巡る公職における不正行為の疑いで同日朝から身柄⁠を拘束され、事情聴取を受けていたとみられる。

テムズバレー警察は「逮捕された⁠男は保釈」されたとし、今後も捜査を継続するとした。

同警察は今月、米政府が最近公表した文書に基づき、アンドルー元王子がエプスタイン氏に政府の機密文書を渡したとされる疑惑について検討していると明らかにし⁠ていた。

きょうの声明で、「公職における不正行為の容疑について捜査を開始した」と発⁠表。「⁠ノーフォーク在住の60代の男を逮捕し、現在警察の拘留下にある。国の指針に従い、被逮捕者の氏名は公表しない」と述べていた。

故エリザベス女王の次男であるアンドルー元王子は、エプスタイン氏に関連する不正行為を一貫し⁠て否定し、同氏との交友関係を後悔していると述べてきた。

チャールズ国王は声明を発表し、元王子の公職における不正行為について深く憂慮しているとし、王室の「全面的な支援と協力」を当局は得ていると表明。この件は法に委ねるべきでその過程にある限り「この件についてこれ以上コメントするのは適⁠切ではない。一方で家族とともに国民への義務と奉仕を続ける」と述べた。

元王子は2019年、エプスタイン氏との関係を理由に王室の公務を停止、その後エプスタイン氏との関係性がさらに明らかになるなか、昨年10月には兄の国王により称号・勲位を剥奪された。



[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2026トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
「脱・石油由来」のフロンティア、ソーダストリームが挑む国内循環
「脱・石油由来」のフロンティア、ソーダストリームが挑む国内循環
ニューズウィーク日本版 ウクライナ逆転大作戦
2026年7月28日号(7月22日発売)は「ウクライナ逆転大作戦」特集。

ドローンを駆使した石油施設攻撃でロシアに大打撃。クリミア半島を奪還すればプーチンは窮地に?

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます