<大統領機を標的にした動きだったのか――首都ダブリンで確認された発射元不明のドローン4機の目的を、アイルランド当局が探っている>

ウクライナのゼレンスキー大統領は12月1日、アイルランドを初めて公式訪問。そのゼレンスキーを乗せた飛行機が首都ダブリン到着時に、追跡あるいは撃墜しようとしたと思われるドローン(無人機)4機について、アイルランド当局は現在調査している。

ゼレンスキーの飛行機は予定より早く到着。その直後に軍用ドローン4機が指定飛行禁止区域に侵入し、当初の着陸予定地点まで到達した。

ドローンはダブリン北東部から発射されたとみられ、最大2時間、飛行を続けた。警護のため秘密裏に配備されていたアイルランド海軍艦艇の上空も旋回し、甲板の見張りが機体の照明に気付いた。同艦艇にはドローンを無力化する能力がなく、空軍機も介入には至らなかった。

ドローンの出所は現在も不明だが、ロシアがNATO陣営を揺さぶる「ハイブリッド戦争」の一環だと欧州諸国は非難。既にポーランド、リトアニア、エストニアで同様の領空侵犯が確認されている。

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