演習では、技術者と爆発物処理要員が、クレーターの充填・補強、瓦礫の除去、「任務遂行に不可欠」とプレスリリースが表現した滑走路表面の復旧など、その技量と知識を試す内容だった。
11月26日のプレスリリースによれば、この訓練は仮想攻撃後の滑走路損傷を迅速に評価し修復する能力を検証し、脅威下でも基地が戦闘航空戦力の運用を維持できるようにすることを目的としていた。
「滑走路復旧では一秒一秒が重要だ」と語ったのは、第18土木工兵中隊所属の電力生産整備兵、航空上等兵セス・キャラハン。迅速かつ効果的に対応する能力こそが「任務遂行を支える要だ」と述べた。
第18航空団によれば、第18作戦支援中隊と第18土木工兵中隊は今年最も意欲的な滑走路修復プロジェクトに取り組んでおり、摩耗した舗装の交換や重要な滑走路区画の改修を進めている。
改良された滑走路は耐久性も高く、将来の修復の必要性を減らし、同基地がインド太平洋地域全域における米空軍作戦の「重要な発進拠点」であり続けることを確実にするという。
中国と日本の間で台湾をめぐる緊張が続くなか、空軍は嘉手納の即応性向上を継続するとみられる。基地の能力を強化するため、追加の戦闘部隊が派遣されるかどうかはまだ不透明である。
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