「夫のエヴァンと月曜日にカップル写真を撮る予定だったから、ちょっと整えるつもりでボブを頼んだだけなのに、思いがけない仕上がりになっちゃった」

母のマーシーは、すでに短かったボブからさらに2〜3インチ(5~7.5センチ)ほど切り落とした。ハサミの音が止んだあと、マギーは姉妹のエリーとエマに確認を求めた。

「鏡を見る前に、妹のエリーが『うん、確かに短くはなってる』って言ってきて、2人で爆笑し始めた」とマギーは振り返る。カット直後は髪が濡れていたため、それほど悪くは見えなかった。だが、乾いてくると現実が見えてきた。

「その夜、鏡に映った自分を見た瞬間、思わずのけぞった。まるで『ベリーとクリームが大好きなあの少年』そっくりだった」とマギー。「まあ、すでに結婚してる身でよかったよ。かなり現実を突きつけられた気分だった」姉妹のエマとエリーは大爆笑していたという。

「正直、自分でも笑いが止まらなかった」とマギーは話す。「うちの家族は、何事もそこまで真剣に考えないタイプだし、今回が初めての『失敗ヘアカット』ってわけでもないから、本当におかしくてしょうがなかった」

次に椅子に座ったエマも、さすがに慎重になったようだ。「エマが母に出した一番のリクエストは、『絶対にマギーほど短くはしないで』だった」とマギーは明かした。

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