バングラデシュで6日、ハシナ首相辞任を受けて近く成立する暫定政権の首席顧問にノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏(84)が指名された。
シャハブッティン大統領が反政府デモを率いた学生の指導者や軍首脳らと会談した後、ユヌス氏を首席顧問に起用することを決めた、と地元メディアが伝えた。
ユヌス氏は、貧困層に無担保で少額融資をする「グラミン銀行」を立ち上げた人物として知られ、貧困撲滅に貢献した功績で2006年にノーベル平和賞を受賞している。
学生指導者らがユヌス氏に暫定政権の主導役になることを要望し、ユヌス氏の報道官によると同氏がこれを受け入れた。同氏は現在パリ在住で、近く帰国する見通しだ。
シャハブッティン氏は、暫定政権が発足後すぐに選挙を実施すると表明している。
ユヌス氏はインドのテレビ局のインタビューで、ハシナ政権が崩壊した5日はバングラデシュにとって1971年の独立に続く「第2の解放の日」になったと語った。
一方で逃亡したハシナ氏を受け入れたインドに対してバングラデシュ国民は怒りを感じていると指摘した。
[ロイター]

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