中国国務院(内閣に相当)は株式市場が混乱する中、中国証券監督管理委員会(証監会)の易会満主席を交代させる人事を決定した。国営新華社通信が7日報じた。
後任には呉清・上海市共産党委員会副書記を充てる。同氏は上海証券取引所理事長を務めた経歴がある。
ステート・ストリートのEMEAマクロ戦略責任者ティム・グラフ氏は「とりあえず肯定的に受け止められるだろうが、中国経済の問題に対処するという点では何の解決にもなっていない」と述べた。
エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)のシニアエコノミスト、Xu Tianchen氏は「中国当局が市場の暴落を受けて証監会主席を解任するのはこれが初めてではない。こうした人事は市場を好転さようとする当局の意志を示すものだ」との見方を示した。
同氏はまた、呉氏の任命で商業銀行出身者が証監会のトップを務める慣例が途切れると指摘した。呉氏は規制当局や取引所など証券業界の経験があり、「専門家に任せる」方向に向くよう期待していると述べた。
[ロイター]

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