<「つまらなそうだったから」断ったと言っていたのに>

世界経済フォーラム(WEF)は1月17日、テスラCEOのイーロン・マスクがダボス会議に出席しなかったのは、彼の主張とは裏腹に、単に「招待されていなかった」からだと明かした。

マスクは昨年12月に「つまらなそうだったから」ダボス会議への参加を断ったとツイート。

「ダボス会議の招待を断った理由は、彼らが極悪非道な陰謀に従事していると思ったからではなく、つまらなそうだったから(笑)」

マスクはいつ招待されたかについては明記していないものの、ツイートのタイミングからも、2023年のダボス会議であることが示唆された。

だが1月17日に状況は一変。マスクが誘われたのは2023年でも近年でもなく、2015年の事だったと、WEP広報担当者のヤン・ゾップがAP通信の取材で明かした。

ゾップはまた、ダボス会議の主催者が2010年代に何度かマスクに招待状を送ったことがあるとも付け加えた。しかしマスクは登録も出席もしなかったという。

ゾップが口を開く前、マスクはダボス会議をオンライン掲示板「4chan」と比較して侮辱。以下のようにツイートしていた。

「こんなクイズ番組があるべき。『4chanそれともダボス?どっちが言ったでショー』」

WEFは「官民両セクターの協力を通じて世界情勢の改善に取り組む国際機関」。今年のダボス会議は1月16日から20日まで開催される。JPモルガン・チェースのジェームズ・ダイモン、モルガン・スタンレーのジェームズ・ゴーマンなど、600人以上のCEOが参加予定だ。

さらに、スペイン、韓国、ポーランドなど、50人以上の世界のリーダー。そしてイドリス・エルバ、ウィル・アイ・アム、ヨーヨー・マなどの著名人も出席。ロシアは欠席だが、ウクライナからは政府高官らが現地を訪れた。

ニューズウィーク日本版 世界宗教入門
2026年5月5日/12日号(4月28日発売)は「世界宗教入門」特集。

イラン戦争の背景にある三大一神教を基礎から読み解く[PLUS]宗教学者・加藤喜之教授の「福音派」超解説

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます