これまで約2万回の出撃があったうち、ウクライナの空域に入ったのは3000機程度で、それも戦場の上には飛んでこない。ロシア軍はウクライナの対空システムを恐れているのか、それとも空爆は長距離ミサイルの役目だという考えなのか?

これは将来の戦争のために重要なポイントかもしれない。未来の戦争では、航続距離1000マイル(約1600キロ)のミサイルが主力になり、その正確性と信頼性で「一撃必殺」の最優先兵器になるのだろうか。航空機による制空権争いはもはや重要でなくなるのか。いずれは誰もがこうしたミサイルを手にし、さらには中国さえが遠くの標的を正確に破壊する能力を獲得するのだろうか?

現時点でわかるのは、ウクライナ戦争がロシアにもたらす思いもしなかった結果だ。ますもう誰も、ロシアの兵器を買おうとしないだろう。ロシアはアメリカに次いで世界で2番目の兵器輸出国だが、ウクライナ戦争の展開を見る限り、ロシアに有利な点は一つもない。

「問題は物量ではなくなった」と、空軍の元軍人は言う。「アメリカもこの教訓を学ぶべきだ」

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