<スタジアムの外にアライグマを逃すことには成功したが、男性の観戦続行も叶わず>

賑わう野球場のスタンド席に出没したアライグマを男性が捕まえた。素手で。このときのスタジアムの熱狂を捉えた動画が愉快だとしてネット上で話題になっている。

クリスタン・ウラン(@KhristanUran)がツイッターに投稿したこの映像は今月13日、アーカンソー大学の野球チーム「レイザーバックス」の試合中に撮影されたものだ。

動画の中で男性は右手でアライグマの首根っこを掴み、高らかに掲げ、大歓声の中を歩いていく。本人が左手のスマホで撮影していた映像は、より臨場感溢れるものとなっている。このツイッター投稿によって、男性の名がグラント・ハーモン(24)だと分かった。

当初「珍客」はじっとしているように見えたが、周囲の注目を一身に浴びて暴れ出す。それでもハーモンはがっちりと皮を掴んで離さず、スタジアムの外へ逃すことに成功する。

しかし、不運にも途中で手を噛まれてしまったため、彼は狂犬病ワクチンを数回にわたって接種しなければならなくなった。米国動物愛護協会によると、アライグマは他の野生動物とともに「狂犬病ウイルスのキャリア」とされている。

「スタジアムに戻ろうとしたけど、警官に『すぐに狂犬病ワクチンを接種した方がいい』と言われた」

サウスウエストタイムズに対し、ハーモンはそう語っている。彼は近くにあった救急病院へと車を走らせ、一度目のワクチン接種を済ませた。

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