<ジンベイザメに次いで2番目に大きいウバザメは、夏から初秋にかけて海岸付近で見られることも>

スコットランドの野生動物保護隊員が、月曜日に絶滅危惧種のウバザメと珍しい出会いを果たした。

ナショナル・トラスト・フォー・スコットランド(NTS)が公開したビデオには、巨大な口を開けたり閉めたりしながら動物プランクトンを食べるウバザメの姿が納まっている。

この映像はツイッターとフェイスブックに投稿され、あわせて3000回以上再生されている。

投稿には、「水中で動物に遭遇した場合は、ガイダンスに従い、動物の邪魔をしたり、自分を危険にさらしたりせず、細心の注意を払うように」という注意書きも。

セント・ギルダのビーチでサメを発見したNTS隊員のクレイグ・ニスベットは、それをカメラに収めようとシュノーケリングの道具を着用し、離れたところから撮影を試みた。岸に戻ろうと泳いでいたところ、この穏やかな生き物が自分のほうに向かって泳いでくるのを見た、とBBCの取材に対して語っている。

性格はおだやか

肝臓に含まれる油のために狩猟されてきたウバザメは、絶滅危惧種に指定されている。スコットランド・ワイルドライフ・トラストによると、油は化粧品や香水、潤滑油、ランプオイルなどに使用されてきたという。

ジンベイザメに次いで2番目に大きな魚類だが、人間を襲うことはなく性格もおとなしい。ニスベットがここまで至近距離で撮影できたのもそのためだ。

ウバザメは北極圏や温帯の海域に広く生息し、夏から初秋にかけては海岸付近で見られることがある。9月から10月にかけて別の場所に移動し、(海面近くにプランクトンがいなくなるため)冬の間は人の目の届かないところへと姿を消してしまう。

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