マクニールは、留学生たちが直面する脅威を周知させることが、再発防止に役立つかもしれないと指摘した。ヒューマン・ライツ・ウォッチはオーストラリア政府に対して、外国人留学生に対する嫌がらせや検閲行為に関する年次報告書を作成し、また学生たちが外国政府の関与する嫌がらせや検閲、報復を報告できる仕組みをつくるよう提言。さらに各大学に対しては、嫌がらせや検閲などの事例を法執行機関に報告するよう促した。

オーストラリアのアラン・タッジ教育相は、提言を検討し、国家安全保障上のリスクについて調査を行う議会の委員会に助言を求める方針だと述べた。

「報告書が提起した問題は、きわめて憂慮すべき問題だ」とタッジは声明で述べ、「外国の主体による、我が国の大学へのいかなる干渉も容認することはできない」と断言した。

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 世界宗教入門
2026年5月19日号(5月12日発売)は「中東新秩序の勝者」特集。

剛腕首相ネタニヤフが図ったアラブとイランの弱体化で、中東に訪れる新時代

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます