Ahmed Aboulenein Michael Erman
[ワシントン 14日 ロイター] - 複数の米保健当局者は14日、中西部ネブラスカ州と南部ジョージア州アトランタで隔離されている18人を含む計41人について、ハンタウイルスの「アンデス型」に感染した可能性があり、監視対象になっていると明らかにした。
大西洋を航行していたクルーズ船「MVホンディウス号」で起きたアンデス型ハンタウイルスの集団感染では乗客3人が死亡した。現時点で米国内での感染例はまだ確認されていないという。
米疾病対策センター(CDC)によると、この41人には、集団感染が特定される前に帰国した乗客や、症状のある患者と同乗したフライトでウイルスにさらされた可能性のある人々が含まれている。
CDCのハンタウイルス対応担当責任者デビッド・フィッター博士は、監視対象者のほとんどは6週間の監視期間中は自宅で待機し、他者との接触を避けるべきだと述べた。
帰国した乗客18人のうち16人を監視しているネブラスカ大学医学センターは13日、当初バイオコンテインメント・ユニット(高度生物学的封じ込め病棟)に収容されていた乗客1人について、医学的な許可が下り、他の人々と同様の検疫ユニットに移動したと発表した。
CDCはこの患者に関する詳細な情報は明らかにしていない。当初この患者は検査結果が「軽度の陽性」だったとしていたが、その後、結果は不確定であり再検査を行うと説明していた。
フィッター氏は「検査は実施された」とした上で「検査結果や本人に関する発表に関しては、各自治体や州に先んじることは控えたい」と述べた。
米国内で何人が検査を受けたのかという記者会見での質問にフィッター氏は「言えるのは、現在米国内に症例はないということだ」と回答した。