不動産のハードルを下げる「ReTech」とは

不動産(Real Estate)とテクノロジーを組み合わせた「ReTech」は、ICTなどの新技術を使って不動産の管理や取引をより円滑にします。日本国内では「ReTech」よりも「不動産テック」のほうが一般的なようです。

2020年の後半はコロナショックからの回復で日経平均株価が上昇しましたが、特にIT関連株の伸びが大きく、その流れで不動産テック銘柄も注目を浴びました。

●プロパティデータバンク<4389>

2000年に設立されたプロパティデータバンク<4389>、オーナー企業を対象とした不動産管理クラウドシステムを提供しており、利用者は土地情報や写真などの基本情報を管理できるほか、出入金管理などの会計業務、メンテナンス業務をひとつのクラウドでできるようになります。

プロパティデータバンクの株価は、2020年5月までは3桁でしたが、現在は2,000円弱を推移しています(株価チャート参照)。

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●GA technologies<3491>

同じく注目度の高い不動産テック企業が、GA technologies<3491>です。BtoC向けに不動産物件のポータルサイト「RENOSY(リノシー)」を運営するほか、BtoB向けにはCADデータ作成ソフト、業者間のプラットフォームなども提供しています。

GA technologiesの株価は、2020年5月の900円台から10月には3,000円を突破。2020年の一年でプラス124.5%という急上昇を遂げました(株価チャート参照)。

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不動産テック銘柄を考える際は、当然、不動産市場の状況も把握したほうがよいでしょう。

次なるテックでテンバガーを狙う

以前はフィンテック銘柄だけが注目を浴びていましたが、近年ではエドテックや不動産テックなど、さまざまなテック株にも熱い視線が注がれるようになりました。

なかには業績とともに株価も大きく伸ばしている企業もあり、テンバガーを狙える銘柄として魅力的に見えるかもしれません。ただし、テック株だからといってすべてが上がるわけではなく、また、比較的不安定な新興市場の銘柄も多いため、そうしたリスクは十分に理解しておきたいところです。

テクノロジーの進化は今後も続いていくでしょうから、次々と新たな「◎◎テック」が誕生することも予想されます。安易に飛びつくのは危険ですが、それでも目新しさや成長への期待は大型株にはない魅力ですので、時にはこうした銘柄に注目してみるのも面白いのではないでしょうか。

2021/05/21

[執筆者]

山口 伸(やまぐち・しん)

化学メーカー勤務の研究開発職。平日は研究に没頭するが、お金や資産運用にまつわる話が好きで、休日は資格を活かした副業と株式投資にいそしむ。趣味は街歩きと読書。

※当記事は「株の窓口」の提供記事です
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