公的機関の助成金の落とし穴

地域に根差したアプローチは、外国からの投資に取って代わることもできるだろう。だが外国からの投資は必ずしも意図したとおりに機能しないと、シェクターは指摘する。

さらに、ワールド・ネイバーズは国際的な活動について米国際開発庁(USAID)関連の助成金を得ているが、迅速な成果が求められる場合は問題になり得ると、シェクターは言う。「この種の助成金を獲得するためには、米政府の要請に応えなければならない。これは1~2年間のプログラムにはそぐわない。彼らが望むような影響力を及ぼすには長い時間がかかるだろう」

それでもシェクターは、グアテマラのような国からの移民が増える要因を解決するため地域社会と協力するというアプローチに、関心が高まっていることに希望を託す。

「外部からチームを招くだけではなく、地域社会と協力しなければならないという意識が高まっている。多くの開発プログラムが失敗してきた理由も、そこにある。すぐに多額の資金が投入されて、それで全てが変わると期待してしまう。私たちは長年の経験から、特にこうした奥地の田舎では、変化はゆっくり起きるということを学んだ」

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