東京都は3月4日、都内で新たに279人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。

先週の木曜の新規陽性者数は340人で、それと比較すると減少しているが、7日間移動平均では前週比96%と僅かな減少に留まっている。

この日確認された陽性者の内訳は、

10歳未満:10人(約4%)

10代:18人(約6%)

20代:71人(約25%)

30代:40人(約14%)

40代:36人(約13%)

50代:34人(約12%)

60代:22人(約8%)

70代:19人(約7%)

80代:19人(約7%)

90代:10人(約4%)

となっている。また65歳以上の高齢者は62人となっており、全体の22%を占めている。

また、重症者は前日の52人に対して1人少ない51人となっている。

4日の7日間移動平均の新規陽性者数は269.1人。この1週間ほど260〜270人の間を留まっており、陽性者数の減少が頭打ちになっていることを示している。

これで東京都内で確認された陽性者の累計は112,624人となった。

自宅療養者は548人、入院・療養等調整中も463人と減少しているほか、PCR検査などでの陽性率は7日間移動平均値をもとに算出した3月3日の数値も前日の3.2%と低下している。

モニタリング会議、最も高い警戒レベル維持

こうしたなか東京都は4日午後、新型コロナウイルスのモニタリング会議を開催し、新規陽性者数および医療提供体制について、ともに最も高い警戒レベルを維持することを決めた。

専門家は新規陽性者数について、増加比が先週の83%から94%に上昇し、減少傾向が足踏み状態にあること、また感染行の主体が感染力が強い変異株ウイルスに移る可能性があると指摘。再び増加に転じることに警戒感を示した。

一方の医療提供体制については、3日時点の入院患者が1548人と、先週の1882人から減少しつつあるものの、第2波のピーク時に近い水準で推移していると指摘。病床のひっ迫状況が解消されないまま、感染が再拡大する可能性があり、変異ウイルスの増加を念頭に置きながら、病床確保の戦略を早急に検討する必要があるとした。

[インフォグラフィック] 東京のコロナ最新状況
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