「せっかくの楽しい食事なのに、元を取ろうとして苦しくなったら台無し」というのも一理あります。

欲望に素直になると、心に開放感がおとずれます。仕事で嫌な出来事があったあと、暴飲暴食に走るのはよくあるストレス解消法です。「気分一致効果」でご説明した通り、食べ放題に来たお客さんの間には幸福感が漂っています。
腹いっぱい食べることで幸福感がおとずれ、ストレスが解消されるのです。つまり「食べる」ことの効用は、1つではないということです。生命維持の観点、あるいは健康で文化的な生活の構成要素としてのみ「食べる」ことを考えていると、50%の「悪」の部分を見落としてしまいます。
※当記事は「PRESIDENT Online」からの転載記事です。元記事はこちら。
