新型コロナウイルス感染で先週末に緊急入院し、前日退院したトランプ米大統領は6日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を季節性インフルエンザと比較し、コロナの脅威を改めて過小評価する主張を投稿した。

トランプ大統領はツイッターへの投稿で「インフルエンザの季節がやって来る!」とし、「ワクチンがあっても、時に10万人を超える多くの人が毎年、インフルエンザで亡くなっている。しかし、われわれはインフルエンザと共に生きることを学んだため、米国を閉鎖することはない。同様に、コロナと共に生きることを学んでいる。コロナは大半の人にとってそれほど致死的ではない!!!」と述べた。

米ツイッターは、トランプ大統領の投稿に誤解を招く情報が含まれている恐れがあるとし、警告ラベルを表示した。

CNNによると、米フェイスブックもこれに先立ち、同様の内容が含まれるトランプ大統領の投稿を削除した。

トランプ氏は前日退院し、「新型コロナ感染症を恐れるな。コロナに人生を支配されるな。トランプ政権下でいくつもの素晴らしい治療薬や知識を進展させてきた。私自身は20年前よりも調子が良い」と発言。新型コロナ感染症によって米国内で20万人超の死者が出る中、批判も広がっている。

また、トランプ氏はこの日も抗ウイルス薬「レムデシビル」やステロイド薬「デキサメタゾン」の投与が行われる予定で、今後の状況は不透明だ。また、同日に公務は予定されておらず、職務を全面再開する時期も明らかになっていない。

トランプ氏の個人弁護士ジュリアーニ氏はFOXニュースに対し、「トランプ大統領は向こう2日ほど療養し、医師団らから許可が下りればすぐに業務を再開するだろう」と述べた。

米国立アレルギー感染症研究所のファウチ氏はCNNに対し、トランプ大統領が退院時に良好な様子だったが、コロナ感染後5日目にぶり返すケースもあると、慎重な見方を示した。

[ロイター]
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