NTT<9432.T>とKDDI<9433.T>は11日、社会的課題の解決に向けて連携すると発表した。大規模災害時に船舶を相互利用して物資を運搬するなど、早期復旧に向けた協力を進める。

両社が所有するケーブル敷設船を相互に活用し、基地局や発電機、燃料、水・食料など被災地への災害対応物資を搬送する。地震などで陸路での物資運搬が困難な際など、被災地復旧の支援を早めることが可能になるという。

両社は競合関係にあるが、記者会見したNTTの澤田純社長は「公共性のある分野では協力していこうという取り組み」と説明。今後、さまざまな社会課題について両社の資産を活用して貢献可能な分野を検討する。気候変動もテーマの1つという。

船舶を所有する両グループで取り組みを始めるが、ソフトバンク<9434.T>など他社の参加についてもKDDIの高橋誠社長は会見で「間口をしっかり広げて対応したい」と述べた。

(平田紀之)

[ロイター]
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