<ツイッターの健全化のため、「不届き」なユーザーに行動変容を求める試み。効果はあるか?>

ツイッターは、ユーザー同士のやり取りの「健全性」を高めるため、ユーザーがニュース記事を読みもせずに拡散するのを防ぐ新機能をテストしている。

「インフォームド・ディスカッション(情報に基づく議論)」を促進するための対策の一環だ。現在は実験的にアンドロイド端末のユーザー向けに実験しており、ニュース記事を開かずにリツイートしようとすると「プロンプト(催促)」が表示される。

ツイッターのユーザーサポートには、「記事の共有が炎上を引き起こすこともある。だからツイートする前に読んでみては」と書かれている。

「情報に基づく議論を促進するために、ツイッターは新たな『プロンプト』機能をテスト中。ツイッター上で開いていない記事をリツイートすると、まず開けた方がいいのではないかと尋ねるかもしれない」

このテストの告知ツイートで、CEOのジャック・ドーシーは、「いま拡散しようとする記事は読んでいる?」と問いかけた。これにコメントしたのが、なんとスペースXのイーロン・マスクCEO。「大事なポイントだ。多くの記事は、タイトルだけ見てリツイートされている」

テストの対象ユーザー数や、実施期間については、まだ明らかになっていない。

表示を無視して拡散も可能

ユーザーからの質問にユーザーサポートが答えた回答によると、プロンプトは広告とは無関係で、ユーザーにはプロンプトを無視して記事を拡散する自由もある。

履歴を追跡されるのが不安だというユーザーには、「チェックするのは、記事リンクをツイッター上でクリックしたかどうかだけだ」と回答。「プロンプトが出ても、そのままリツイートする選択肢は常に残っている」

またこの実験の動機について「ツイッター上のやり取りの健全性向上策を開始するため。この方法で情報に基づいた議論が促進できるか確かめたかった」と説明している。

プロンプトの表示は現在、ニュース媒体へのリンクだけに適用されているという。

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