Steven Scheer

[エルサレム 8日 ロイター] - イスラエルで反ネタニヤフ首相陣営を率いる中道ヤシャル党首のアイゼンコット元軍参謀総長は8日、できるだけ早期の政権樹立に取り組むと述べたが、道のりは不透明となっている。

10月27日の総選挙では、アイゼンコット氏もネタニヤフ氏も政権運営に必要な過半数を確保できなかった。ヘルツォグ大統領は7日、アイゼンコット氏に新政権樹立に向けた最初の機会を与えた。

8日に大統領官邸で正式に政権樹立を要請し、アイゼンコット氏が「極めて複雑な」プロセスと表現した取り組みのカウントダウンが始まった。

同氏は「われわれは国家非常事態政権を樹立しなければならない。そのためには、独創的かつ型破りな政治的措置が必要となるだろう」と述べた。

アイゼンコット政権発足に向けた選択肢は3つ考えられる。一つは、アラブ系政党から閣外協力を得て少数派政権を樹立する、2つ目は、同氏や盟友らが過去に避けてきたユダヤ教超正統派政党と連立を組む、3つ目はネタニヤフ氏と挙国一致政権を樹立することだ。ただ、いずれの選択肢も困難に直面している。

現在、28日間の期限が与えられており、さらに14日間の延長が可能となっている。もし政権樹立に失敗した場合、ネタニヤフ氏が機会を得る可能性が高い。仮に同氏も失敗した場合は、新たな総選挙が実施される可能性がある。

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