Timour Azhari Jana Choukeir

[リヤド 8日 ロイター] - サウジアラビアのエネルギー省は8日、首都リヤドの金融街にある国営石油会社サウジアラムコのオフィスビル「アラムコ・タワー」が攻撃を受け、飛来物の破片によって複数階の窓ガラスが吹き飛ばされたと発表した。

同省は攻撃主体に言及せず、被害は限定的で死傷者は確認されていないと述べた。一方、イエメンの親イラン武装組織フーシ派は犯行声明を出した。サウジ主導の連合軍が同日未明にリヤド上空でフーシ派のミサイルを迎撃したと明らかにした。

フーシ派はここ数週間、アラムコ関連施設への攻撃を拡大しており、東部州のダーランにある同社本社施設も標的としている。

連合軍によると、世界最大の原油輸出国サウジの主要な石油・天然ガス埋蔵地がある地域でも同日、フーシ派のミサイル1発を迎撃した。連合軍は別の声明で、リヤドと東部への攻撃に使用されたフーシ派の弾道ミサイル発射装置を、イエメン北部サアダおよび首都サヌアで破壊したと明らかにした。

フーシ派と、イエメンの国際承認政府を支援するサウジ主導連合軍との戦闘は、フーシ派が9月に紅海とアラビア海を結ぶ戦略的要衝バベルマンデブ海峡方面へ進出して以降、激化している。

その後、フーシ派はサウジの港湾や空港へのミサイル・ドローン(無人機)攻撃を強化しており、同派報道官は今回の攻撃でリヤド国際空港も標的にしたと主張した。ただサウジ当局は確認していない。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。