[ワシントン/カイロ 8日 ロイター] - トランプ米大統領は8日、イランとの紛争終結に向けた協議が進展する限り、新たな攻撃を命じる可能性は「極めて低い」と述べた。一方、米国とイランはともに、ホルムズ海峡やその周辺で船舶が攻撃を受けたと報告した。

トランプ氏はCNNとの電話インタビューで「極めて強力な合意に署名するかどうかにかかっている」と指摘した上で「(攻撃が)必要になる可能性は極めて低い」と述べた。

CNNはトランプ氏への具体的な質問内容を明らかにしていない。同氏はまた、攻撃を再開する場合に備え、インフラ施設の標的候補を特定していると説明した。「文字通り1時間で破壊できる」という38本の橋も含まれるという。

トランプ氏は中間選挙後にイランへの大規模攻撃を再開する可能性を示唆していたが、これまでのところ米軍による大規模作戦の兆候はない。イランは、攻撃が再開されれば、米国とイスラエルの標的を攻撃して報復すると表明している。

イランのメディアは、7日に同国南部で起きた爆発について、米国の攻撃ではなくイラン軍の活動に関連している可能性があると伝えた。イラン国営テレビによると、ホルムズ海峡のケシム島など複数の地域で爆発音が聞かれたが、当局はイラン領内へのミサイル攻撃を確認していない。

ただ、米国とイランはともにホルムズ海峡で船舶への攻撃を続けており、世界経済に不可欠なエネルギーやその他のコモディティーの輸出が制限されている。

米中央軍は7日、対イラン海上封鎖の突破を図った商船を米軍機が攻撃し、航行不能にしたと発表した。

イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)海軍は、石油タンカー2隻がホルムズ海峡の「許可されていない航路」を通過しようとして機雷に接触し、炎上したと発表した。半国営ファルス通信はその後、別のタンカー1隻でも爆発と火災が発生したと報じた。

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