(文中の余分な記号を削除しました)
[モンバサ(ケニア) 6日 ロイター] - ケニアの裁判所は6日、子ども190人を餓死させ森に埋めたとして、カルト教団指導者ポール・マッケンジー被告に禁錮200年の判決を言い渡した。事件全体の犠牲者は500人に上ると見られており、現代のカルト教団による大量殺人として最悪級の規模となった。
禁錮200年の内訳は、餓死による殺人に100年、直接的な殺害に100年。
検察によると、マッケンジー被告はケニア東部インド洋沿岸近くの森林で、終末論を唱えるキリスト教系教団を率いていた。世界の終わりが来る前に天国に到達するため、子どもとともに餓死するよう信者に命じていた。
被告の共犯者は、命令に従うよう信者を脅したり、暴行を加えたりしていた。やせ細った遺体が各所の浅い墓から見つかったほか、便所に捨てられた遺体もあった。生き埋めにされた子どももいたという。
今回の裁判の対象となったのは子ども190人と成人1人の犠牲者だが、ケニア国家人権委員会によると、森林では最終的に448人の遺体が見つかった。マッケンジー被告は、30キロ離れた村の別の場所で見つかった52人の殺害を命じた罪にも問われており、これを合わせると犠牲者は計500人に上る可能性がある。