[4日 ロイター] - 米配車大手ウ‌ーバー・テクノロジーズは4日、2026年第4・四半期決算の調整後1株当たり利益が0.95―0.99ドルになるとの見通しを示した。LSEGがまとめた市場予想の1.06ドルを下回った。

運転手不足や中東紛争による燃料費高騰が業績の圧迫要因となった。

調整後コア利益は31億3000万―32億3000万ドルになると見込み、市場予想の31億9000万ドルを下回った。

グロスブッキング(受注総額)は632億5000万ドルから652億5000万ドルと見込み、市場予想の644億2000万ドルを下回る見通しだ。

同時に発表した第3・四半期の売上高は147億7000万ドルと前年同期比で10%増えたが、四半期の増収率としては21年第1・四半期以来5年半ぶりの低水準だった。ただ市場予想の146億9000万ドルを上回った。

ダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)はアナリストらとの電話会見で「今年は利用者向けのインセンティブ(奨励金)を削減し、その資金をドライバー向けのインセンティブに充てている」と明らかにし、この動きは料金上昇につながる可能性がある。

コスロシャヒ氏は「燃料価格高騰と運転手を確保することが難しくなっていることが、いくつかの国際市場で供給の伸びを圧迫した」とし、カナダ事業は移民流入の抑制が響いて「供給が著しく不足している」と説明した。

ウーバーは自社プラットフォームで年内に約700台の完全自動運転車の稼働を始め、27年末までに2000台超を導入する見通しを示した。同社は限られた自動運転のパートナー企業に資本を集中させる方針だ。

ウーバーはまた料理配達大手の米ezCater(イージーケーター)を買収することで合意したと発表した。自動運転車への投資を除けば「少なくとも2027年まではさらなる企業の合併・買収(M&A)は最小限か、または実施しない」との見通しを明らかにした。

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