Sergiy Chalyi
[コミシュバハ(ウクライナ) 4日 ロイター] - ウクライナ南東部ザポリージャ州コミシュバハで2日に起きたロシア軍による支援物資配布拠点への爆撃は、死者が40人に増えた。当局によると、59人がなお行方不明で、捜索が続いている。民間人への攻撃としては今年最悪規模の被害となった。
ゼレンスキー大統領によると、ロシア軍は市民が支援物資を受け取りに集まる中、配給所として使われていた地下校舎にまず爆弾を投下し、その後さらに爆撃したという。施設は前線に近いため授業を停止していたが、避難所として使われ、毎週月曜日に人道支援物資を配布していた。
食料や水を届けている慈善団体ワールド・セントラル・キッチン(WCK)は、施設が住民向けの人道支援と行政サービスの拠点だったと説明した。死者には救助隊員2人と警察官4人が含まれる。
ロシア国防省は、周辺のウクライナ軍部隊を標的とし、最大25人の兵士が死亡したと発表した。両国は民間人を意図的に狙うことを否定している。
攻撃は、メラニア・トランプ米大統領夫人が仲介した民間人避難のための6日間の局地的な停戦が終了した翌日に起きた。米国のウィットコフ特使によると、米国は11月10─11日に両国代表団とアブダビで会合を開き、戦争終結や戦後の安全保障、緊張緩和について協議する。