Dhara Ranasinghe Yoruk Bahceli
[ロンドン 4日 ロイター] - 米メタ・プラットフォームズは4日、初のユーロ建て社債を発行した。ロイターが確認した主幹事の資料で明らかになった。人工知能(AI)ブームの勢いに疑問が浮上する中でも、大手ハイテク企業は資金調達を進めている。
金融情報サービスのIFRによると、複数の年限で構成する今回の起債で90億ユーロ(101億1000万ドル)を調達した。
資料によると、償還までの期間は4─38年。
メタは3日にも、5本立ての米ドル建て社債発行で150億ドルを調達した。フェイスブックの親会社である同社は、加速するAIインフラ投資の資金を賄うため、債券市場を活用している。
今週、欧州の債券市場で資金を調達した大手ハイテク企業はメタが2社目。グーグルの親会社アルファベットは2日、60億ユーロ(67億4000万ドル)の社債を発行した。需要は旺盛で、応募額は170億ユーロを上回った。
外貨建ての起債には、欧州などの市場で比較的低い借り入れコストを享受しながら、世界各地に保有する資産の為替リスクをヘッジできる利点もある。
厚みのある欧州の資本市場は、魅力的な資金調達先となっている。
資料とIFRによると、シティとモルガン・スタンレーが主幹事(ブックランナー)を務めた。