[4日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は4日のインタビューで、米中間選挙での民主党の躍進が、4年半にわたってロシアと戦うウクライナへの支援拡大につながることに期待を示した。

ドイツのテレビ局ZDFに対し、民主党が2027年に米議会上下両院の主導権を握ることが、ウクライナに有利に働くよう期待していると述べた。

ZDFが放送前にドイツ語で提供した発言内容によると、ゼレンスキー氏は「共和党にも感謝しているが、民主党はウクライナへの支持と支援の提供について非常に明確に語っている」と述べた。

「民主党は米国と欧州のつながりを再び強めることについて語っている。従って、勢力の均衡が生まれ、われわれがより多くの支援を受けられるという希望がある」とした。

米国の支援拡大はロシアのプーチン大統領に影響を与える可能性があるとも述べた。

ZDFによると、ゼレンスキー氏は「欧州が今、実行し、示しているように、米議会が強力な財政支援や軍事支援を打ち出せば、それはプーチン氏に影響を与える前向きな動きになる」と語った。

ZDFが公表した別の発言では、ゼレンスキー氏はイーロン・マスク氏率いるスペースXの衛星通信システム「スターリンク」の利用や、戦争に対するマスク氏の見解への懸念について語った。

「通信接続を提供してくれたスペースXに感謝している。戦争初期には非常に役立った」と述べた上で「この戦争に対するマスク氏の立場を、われわれは決して好ましく思っていない」とも語った。

ゼレンスキー氏は先月、ウクライナの攻撃・防空用ドローンの運用に使われているスターリンクと、その軍用版「スターシールド」の運用が、制限導入前の水準に戻ったと述べた。トランプ米大統領は、サービスの速度低下に関する決定への関与を否定している。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。