Saeed Azhar Aditya Soni

[29日 ロイター] - 米マイクロソフトは、9年超ぶりとなる米国での投資適格社債発行を通じ、約250億ドルを調達する計画だ。事情に詳しい関係者2人が29日、匿名を条件にロイターに明らかにした。

実現すれば、マイクロソフトも人工知能(AI)事業の拡大に向けて債券市場で資金を調達する巨大テクノロジー企業の仲間入りをする。関係者の1人によると、発行予定額の4倍超に当たる1000億ドル超の注文が集まった。

世界のテクノロジー大手は過去1年間、巨額のAI投資を賄うため、社債発行や株式による資金調達に乗り出している。従来は潤沢な手元資金で投資を賄ってきたシリコンバレーの巨大企業にとって、方針転換となる。

最初にこの計画を報じたブルームバーグによると、マイクロソフトは償還期間が2─40年の最大10種類の社債を発行する。発行規模はまだ最終決定されておらず、需要に応じて変更される可能性がある。

ウェルズ・ファーゴ、JPモルガン・チェース、UBSグループが主幹事として起債を取りまとめているという。

UBSとウェルズ・ファーゴはロイターのコメント要請に回答を控えた。マイクロソフトは、社債発行を確認できる規制当局への提出書類を案内したが、同書類には発行規模の記載はない。

今回の報道に先立ち、マイクロソフトのエイミー・フッド最高財務責任者(CFO)は28日の決算説明会で、キャッシュフローと財務の柔軟性を維持する必要性に言及し、「魅力的だと判断した場合には」追加の資金調達手段を活用すると投資家に説明していた。

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