[ソウル 30日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は、無人航空技術の展示会と兵器の実演で演説し、無人機(ドローン)技術で「絶対的優位」を確保するよう求めた。朝鮮中央通信(KCNA)が30日報じた。

KCNAによると、展示会に続く火力実演には、戦術自爆型ドローン、戦術巡航ミサイル、多目的ドローン、600ミリ多連装ロケット砲を装備する1個大隊が参加した。

韓国軍は29日、北朝鮮が短距離弾道ミサイルを含む約10発の飛翔体を発射したと発表した。

KCNAによると、金氏は現代戦の様相が変化する中、ドローン技術で優位性を追求することは「不可欠な選択肢」だと述べた。

また、近代的な軍の建設に向け、無人兵器システムへの高度な人工知能(AI)の活用を最優先課題とすべきだと述べた。

金氏は軍事分野でのドローンとAIの開発を繰り返し求めている。国営メディアによると、2024年11月に自爆型ドローンの量産を指示し、2025年3月にはAI搭載型ドローンの試験を視察した。同年9月には、兵器の近代化においてAIを最優先課題に位置付けた。

韓国の情報機関によると、北朝鮮は24年10月以降、ロシアの対ウクライナ戦争を支援するため兵士1万6000人超を派遣し、ドローン戦や電子戦、複数の兵科を組み合わせた戦闘の実戦経験を積んできた。

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