[28日 ロイター] - 米グーグルの親会社アルファベットが28日発表した第3・四半期(7─9月期)決算は、売上高が市場予想を下回った。人工知能(AI)への巨額投資で現金流出が加速し、株価は時間外取引で10%超下落した。
フリーキャッシュフロー(FCF、純現金収支)は90億7000万ドルの赤字。赤字幅はLSEGがまとめたアナリスト予想(3600万ドル)を上回り、前期の59億ドルから拡大した。同社のFCFは前期に上場後初めてマイナスに転じていた。
赤字幅拡大の背景には、クラウド事業の能力増強とAI研究への支出がある。「アルファベットレベルの活動」で76億6000万ドルの営業損失を計上し、同社は主にAIの研究開発に関連する費用を反映したと説明した。
第3・四半期の総売上高は1276億ドルで、LSEGがまとめたアナリスト予想の1282億ドルを下回った。中核の広告事業の売上高が820億1000万ドルと、予想を約14億1000万ドル下回ったことが響いた。
グーグルクラウドの売上高は2倍超の307億1000万ドルに増加し市場予想を上回ったものの、広告事業の不振を補うには至らなかった。