[モスクワ 26日 ロイター] - ロシア連邦保安局(FSB)は26日、首都モスクワの防空システムの主要部や電力施設を国内からドローン(無人機)で攻撃するウクライナの計画を阻止し、計画に関与した男2人を拘束したと明らかにした。
2人は、南コーカサス地域出身。ウクライナ保安庁(SBU)の指示を受けて、ロシア国内の2州でFPV(一人称視点)ドローンと爆発物を入手してモスクワ州に搬送し、ドローンを設定して起動させた。ドローンはウクライナから遠隔操作される予定だったという。
FSBは「容疑者の1人はSBU職員に勧誘され、金銭的報酬と引き換えに、指示に従って破壊・テロ攻撃の準備と実行のためにロシアへ入国したことが判明した。容疑者はこの目的のため、親しい知人の協力を得た」と説明。「電力インフラ施設やモスクワのミサイル防衛システムの主要要素の1つに対するテロ攻撃の実行を準備していた容疑者らを、FSBの職員が拘束した」とした。
SBUおよびウクライナ側からのコメントは直ちに得られていない。ロシアはウクライナの電力施設などのインフラへの攻撃を強化しているが、ウクライナもここ数カ月、ロシア首都に対するドローン攻撃の試みを活発化させている。