[26日 ロイター] - イエメンの親イラン武装組織フーシ派は26日、サウジアラビアの東西を結ぶ原油パイプラインのポンプ施設と首都リヤドの空港を攻撃したと表明した。戦闘激化で原油供給が滞り、紛争がさらに拡大する恐れが高まっている。
イエメンで活動するサウジ主導の連合軍はこれに先立ち、首都サヌアで弾道ミサイル発射装置2基を破壊したと発表した。うち1基はリヤドに向けたミサイル発射に使われたもので、連合軍はミサイルを迎撃したとしている。
フーシ派が発表した攻撃について、サウジ側からの確認は現時点で得られていない。
フーシ派はサウジの空港、港湾、石油施設に弾道ミサイルや無人機(ドローン)を発射しており、中東紛争を巡り米国の同盟国であるサウジに圧力が高まっている。
フーシ派はリヤドのキング・ハーリド国際空港も攻撃したと表明。同空港では今月初め、フーシ派が実行を表明した攻撃で13人が死亡。サウジ国内での攻撃としては過去10年超で最多の死者を出した。25日にターミナル2カ所で業務を再開していた。
事情を知る関係者2人によると、メッカ協定に参加するサウジ、トルコ、パキスタンの高官は26日、テヘランでイラン当局者と会談し、地域での連携について協議する予定だ。
会談が実現すれば、イランと連携するイエメンのフーシ派によるサウジへの攻撃が激化して以降、イランと3カ国全てが参加する初の高官級接触となる。