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[23日 ロイター] - 米クレジットカード大手アメリカン・エキスプレス(アメックス)は23日、2026年通期の利益予想を市場予想を上回る水準に引き上げた。また、事業再編の一環として世界の従業員の5%に当たる約3500人を削減する計画を発表した。

スティーブン・スクエリ最高経営責任者(CEO)はアナリストに対し、業績は好調に推移しているものの、より「機動的で効率的な」組織になる必要があると説明した。

通期の調整後1株利益予想は17.60─17.90ドル。レンジの中央値は、LSEGがまとめた市場予想の17.63ドルを上回る。

アメックスは、信用スコアが高く可処分所得の多い富裕層を顧客として取り込むことで、経済全体の減速や不確実性の影響を受けにくい事業基盤を築いてきた。26年の業績は好調に推移している。

ただ、マーケティング支出を増やし、新たな特典を付けてカードを刷新したことから、投資家は経費の増加を注視している。

第3・四半期(9月30日まで)の連結経費は前年同期比9%増の145億ドルだった。

第3・四半期の調整後1株利益は4.68ドルと、市場予想の約4.48ドルを大幅に上回った。

第3・四半期の旅行・娯楽関連のカード利用額は前年同期比10%増加した。航空分野が13%増、飲食店分野が9%増となり、全体をけん引した。

アメックスが発行する全カードの利用総額を示す「ビルド・ビジネス」は、第3・四半期に8%増の4540億ドルとなった。売上高は9%増の201億ドルだった。

アプタス・キャピタル・アドバイザーズの株式部門責任者兼ポートフォリオマネジャー、デービッド・ワグナー氏は「富裕層の支出は底堅く、この顧客層に経済的な負担が増している兆候はない。低所得層の消費者とは対照的だ」と述べた。

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