Dominique Patton

[パリ 22日 ロイター] - フランスの化粧品大手ロレアルが22日発表した第3・四半期決算は、売上高が調整後既存店ベースで前年同期比7.7%増の115億6000万ユーロ(129億5000万ドル)となり、伸びはビジブル・アルファがまとめたアナリスト予想平均の5.9%増を上回った。高価なヘアケア製品や高級スキンケア製品に対する購入意欲が追い風となった。

ロレアルはスキンケア製品「セラヴィ」やイタリアのブランド「プラダ」の香水を手がけている。近年はプレミアム商品の展開に力を入れており、大ヒットを誇る有名ブランドのラインアップに高級香水を追加するとともに、ヘアサロン向けブランド「ケラスターゼ」から新たなヘアケア製品を展開している。

同社の高級化粧品部門はグループ売上高全体の3分の1以上を占めている。第3・四半期の既存店売上高は前年同期比7%増となり、市場予想の4.5%増を大幅に上回った。中国における高級スキンケア製品や、「プラダ・パラダイム」などの売れ筋香水への堅調な需要に支えられた。

同社は化粧品と香水の両部門における強固な事業基盤により、高級ブランドへの需要が加速している中国を含め、世界的に拡大する美容関連消費の恩恵を受けている。

二コラ・イエロニムス最高経営責任者(CEO)は声明で「世界の美容市場は、厳しい状況下においても再び回復力を証明した。当社は引き続き市場平均を大幅に上回る成長を維持した」と述べた。

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