Noriyuki Hirata
[東京 23日 ロイター] - 午前のドルは朝方に軟化した後、156円後半に持ち直した。全国消費者物価指数(CPI)の2%超えや日経平均の下落を嫌気した売りが先行し、一時156円前半に下落した。その後は株価が下げ渋る中でショートカバーが入ったほか、仲値後に実需の買いが入ったとの観測もあって一時157円を回復した。
・日経平均の下落を眺めてドルは一時156.08円に下落
・米金利低下によるドル売りやCPIの結果を受けた円買いも意識
・実質的に実需筋の取引が集中しやすい五・十日
・仲値にかけて株価が下げ渋り、ドル/円にはショートカバーも
・仲値後は急速に持ち直す動きになり、一時157円前半を回復
・ショートカバーに加え、まとまった実需の買いが入ったとの観測も
・AI株安や仏財政悪化への警戒感はくすぶる
<三菱UFJ信託銀行 資金為替部上級調査役 岡田佑介氏>
「この1━2日の動きはポジション調整の範囲内だろう」
「円キャリーを背景にした円売り需要は変わっておらず、ドルは押し目を拾いたい人は多い」
「米中間選挙での(民主党勝利を受けた)米AI株売り、ドル売りを意識する向きも出始めたか」