[バンコク 22日 ロイター] - ミャンマーで拘束されている民主派指導者アウンサンスーチー氏(81)の次男で英国籍のキム・エアリス氏は22日、自宅軟禁下にある母親と5年以上ぶりに直接会話できたと明らかにした。
声明で「再び母の声を聞くことができたことは、言葉では言い表せないほど私にとって大きな意味がある」と述べた。
ミャンマー大統領府報道官もソーシャルメディアを通じ、エアリス氏が在ロンドンミャンマー大使館を通じてスーチー氏と電話で会話したと明らかにし、両氏の写真をそれぞれ公開した。
スーチー氏は現在、扇動や汚職、選挙不正、国家機密法違反などの罪で18年の刑に服しているが、これら全ての罪状を否認している。
エアリス氏は「彼女は依然として不当に拘束されており、一度の会話だけでは、彼女から奪われた年月や、今もなお否定されている権利を取り戻すことはできない」と指摘。「家族との定期的かつ直接的で非公開の接触、そして独立した医療へのアクセスが保証されなければならない」と訴えた。
長年にわたり、スーチー氏の健康状態や安否に関する情報はほとんど公表されず、支持者や外国政府の間で懸念が高まっていた。
エアリス氏は「何よりもまず、私の母と全ての政治囚は、即時かつ無条件に釈放されなければならない」とし、「自由は与えられる恩恵でも、交渉による譲歩でもない」と述べた。