[22日 ロイター] - 米国のネオクラウド企業やデータセンター企業の株価下落を受け、これらの銘柄の下落に賭けていた投資家(空売り筋)は今月これまでに、評価益ベースで約60億ドルを稼いだ。人工知能(AI)関連インフラの構築が負債に依存する形で進められており、その持続可能性への懸念がこれらの銘柄の売りを誘発した。

データ分析会社ORTEXによると、コアウィーブ、アイレン、ネビウス・グループ、アプライド・デジタル、コア・サイエンティフィックの空売り比率(浮動株に対する空売り残高の割合)は約20%から26%の範囲となっている。

・コアウィーブの現在の空売り比率は23.7%で、月初めの19.6%から上昇した。ただ2026年初めの22.7%をわずかに上回る水準にとどまっている。

・コアウィーブ株は今月約30%下落し、空売り筋は同社株の取引で約17億ドルの評価益を得た。

・ネビウスの空売り比率は20%に達し、今年初めの15.4%から上昇した。

・ネビウス株を空売りしている投資家は10月に約29億4000万ドルの評価益を得ている。年初来では33億3000万ドルの評価損を抱える。

・データセンター運営会社アイレンとアプライド・デジタルの空売り筋は、今月これまでに合計で12億ドル超の評価益を確保した。

・データセンター企業のコア・サイエンティフィックも23.1%という高い空売り比率となり、空売り筋は10月に約1億1500万ドルの評価益を得ている。

・ORTEXによると、これら5社では合計約170億ドル相当の株式が現時点で空売りされ、いずれの銘柄も株式の借り入れコストは依然として低水準にある。

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